現状の僕らの力、それは類を見ない力であることを自覚する、可変的で、移動可能で、何事にも融通を可能にする、地上に足をつけた者を殴ると痛い、宇宙に浮かぶ者を殴っても痛くはない、ただ、遠くには飛んでいく。

街に降りてもキャンピングカーは強い、駐車場代が宿泊費、600円なり。
明日はミサの大学の恩師退官パーティー、俺は出ないが、ミサには大量の名刺を持たせた、絶好の営業の機会、北海道から九州まで、林業関係者がいる、おもろそうな地域へ名刺をばらまいてきてもらう。

あさってからは、愛南、あの四国を巡った太陽が沈む街、見ず知らずの土地に木を植える、何本植えただろう、何本切っただろう、自然との摩擦の数だけ僕という精神は大地に付着している、その谷間を吹き抜ける風には僕のため息や吐息が混じっている、その風を吸って木々は太る、自然の中にかつてあった僕の行動が、埋め込まれ地層の間で、いつまでもいつまでも息をしているんだ。